読書感想文の書き方やおすすめの本を紹介しています。


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小説を構成する要素

小説というのはフィクションですが、それを書いた作家はなんらかの主張があってその小説を書いたはずです。まず、その点をしっかりと頭に刻んでおきましょう。


ます、小説を構成する要素として一番重要なのは主題(メインテーマ)といわれるものです。


主題とは、作者がその小説でいわんとしていることの中心となる思想のことです。ここに小説のポイントがあるといっても過言ではありません。


しかし、小説には「この小説の主題は○○です」などと親切には書いていませんから、いったい主題はなんなのか。この小説で作者はいったい読者に何を訴えかけているのかということを読み取ることが、読書感想文を書く上では必須条件です。


そして、主題の脇には副主題(サブテーマ)があることがあります。


これは、主題ほどは重要でないものの、主題を補うという意味ではたいへん重要な物ですし、主題を読み解く上で助けになってくれるような内容です。


そして、小説は筋によって進み、成り立って生きます。この筋のことをプロットといいます。


いわば、筋(プロット)とは、主題を最も効果的に表現するための仕組みで、筋は一般的に次のような順序でたてられていることが多いです。

1 発端……話のはじまり

2 展開……事件などが起こって、それがさまざまなふうに展開していく

3 頂点……クライマックス。または「やま」ともいわれる。映画などでいえば、ここが見せ場である。

4 結末……事件の結果。さまざまな事件がここで終止する


4には結末とありますが、必ずきちんとした説明がなされている場合だけではありません。


たとえば、樋口一葉には「にごりえ」という作品がありますが、この小説は最後の部分でヒロインのお力と源七の棺が町を出て行きます。しかしふたりの死については明示されていません。ですから、いいようによっては、たいへん曖昧でミステリアスな終わり方をしているのです。


これなどは、すべての解釈は読者にゆだねているわけです。


こういった点では「にごりえ」という短い小説は、大変に奥の深い小説といえるでしょう。


だからこそ、「にごりえ」のようなで読書感想文を書くと高得点が見込めるのも事実ではありますが。


いずれにしても、読書感想文を書くときには、その作品の主題がなんなのかを見極めるように読み込むのが大切です。

読書感想文の書き方

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