8月には日本には大切な日が3つあります。
6日の広島原爆記念日、9日の長崎原爆記念日、そして15日の終戦記念日です。
教職に就いていらっしゃるかたというのは、こういった記念日に弱いものです。
すなわち、戦争ものの小説などを読んで感想文を書くと自ずと高ポイントをねらえるわけです。
つまりこの仕組みというのは、書く生徒の側からも好都合なわけで、強がらず高ぶらずに高得点を得やすいですね。
というのは、8月にこれだけ大切な日があるということだけで、戦争関係の本を読む理由がみつかります。
およそ作文には動機というものが必要とされる場合があるのですが、これがまずクリアできます。
また、日本はこのようなお国柄ですので戦争文学も大変豊富です。
小学校高学年ならばガラスのうさぎ
実は、この2冊は子供よりもまず大人が読むべきものと思われるほど高度な内容を含んでいるのですが、それを子供版にしているところがすばらしいわけです。
そして、こういった本を読んだ感想の中に、戦争体験者の話などを入れるとますますGOODです。
おじいちゃんやおばあちゃん、またはひいおじいさま、ひいおばあさまなどの戦争体験を聞かせていただいて、その話を聞いたときの自分の感情と本の内容をフラッシュバックさせるわけです。
これは読む教師に効きますね(笑)
ポイントをおさえていますから。
戦争の話といっても、たいした話ではなくていいのです。
食べ物がなかった。いつもお米には麦や大根や雑穀が混じっていた。雑炊ばかりだった。かぼちゃとさつまいもがごはん代わりだった。甘いものなんて一つもなかった。服はいつもつくろって着ていた等々……当時の方々の「日常的」な話で十分なのです。
もちろん満州から命からがら引き揚げ船で帰ってきた……などという話でもいっこうにかまいません。
そういった話を少しでも聞くと、逆におもしろ半分に読書をしようとは思いませんし、感想文も自ずとまじめに書けるという副次的効果も望めます。
興味のある方はどうぞお試しください。
