きれいな字で書くことにどんな得があるのか、内容さえちゃんと書いてあればそれでいいのではないか?という疑問をお持ちの方もいると思います。
ちょっと、考えてみて下さい。
テレビ番組では、いろんな人の字が映されることがあります。
床の間に飾っておきたいようなきれいな字、みみずがのたくったような字、極端に右肩あがりな字、尻すぼまりな字、等々いろんな字を書く方達がいますね。
そんなとき「この人は字が汚いから、だらしないんだろうなあ」とか「この人、馬鹿なことばかり言っているけれど、字がきれいだから、いがいと教養のあるしっかりした人なのかも」などと思いませんか。
有名人に限らず、字のきれい汚いでその人の印象というのは簡単にきまってしまうというところがあります。
こう考えると、たかが字、されど字です。
字がきれいな人はなんとなく信用がおけますし、字が汚い人はやはりちょっと信頼度が落ちる。それが人情です。
好んで汚い字を書きたい人がいるわけもなく、みなさんできればきれいな字を書きたいと思っていると思います。
では、きれいな字を書きたい、きれいな字で丁寧に書きましょうといいますが、逆に「じゃあ汚い文字ってどんな字?」という疑問があります。
汚い字とひとことに言っても、ちょっと曖昧ですね。
そこで、きれいな整っている字というのはどんなものかということを簡単にご説明します。
まず、きれいな字というのは、形が整って中心の線に沿ってバランスよく書けている字だと思ってくれればいいと思います。
逆に、そうでない字が汚い字ということになります。
具体的には、文字の形として、左右対称がずれているとか、偏とつくりの関係がかたよっているとか、偏とつくりの間が空きすぎていたりすると、汚い字だと思われてしまうのです。
ではきれいな字を書くコツにはつぎのような注意点があります。
第一に基本中の基本として、一番大事なのは書き順を守ることです。
書き順に基づいて漢字はなりたっているので、書き順がでたらめだと、形まで崩れてしまうことになります。
小学生の頃、灰色の薄い字をなぞるようにして字の練習をする「書き方」の授業があった方も多いと思いますが、これがきれいな字を書くための第一ステップだったのです。
第二に、漢字仮名まじりの文章では、アルファベットの大文字を大きめに書き、仮名やアルファベットの小文字、アラビア数字(普通の数字のことです)を若干小さめに書くというのもポイント。
こうするだけで、格段に文章がきれいに見えるのです。
どうしても字が汚い、なんとかして直したいという方は、硬筆練習帳をやってみるのもひとつの方法です。
分厚いものではなく、ほんの薄いものでもけっこうです。
一冊終えると、ものすごくきれいな字になるとはいいませんが、かなりましな字になります。
字は読書感想文だけではなく、一生付き合っていくものです。
小論文、履歴書、その他の書類等々、パソコンが普及した現在でも手書きでないといけないものはたくさんあります。
汚い字でお悩みの方は硬筆練習帳をお試しあれ。
読書感想文の書き方やおすすめの本を紹介しています。
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